STAFF BLOG
古内電器スタッフブログ
補聴器もまちのでんきやさんで
こんにちは、古内電器です!
昨日の暴風雨から一転、ぽかぽか~とした一日でした大船渡です。
そんな本日、古内電器では毎月恒例「聞こえの相談会」でした。
パナソニック補聴器(という会社)から、補聴器相談員の当店担当「森さん」がおみせにやってきて、
聞こえのお悩みの相談にのって聴力測定をやったり、
すでに当店にて補聴器をご購入いただいた方の機械の調整やクリーニングなどのメンテナンスを行っています。
相談、聴力測定&購入後の調整やメンテナンスはもちろん無料です。
(奥の黒いジャンパーの人が当店の担当森さんです)
「耳が遠くなる、聞こえにくくなる」という症状は、
老眼と同じように、加齢による自然現象で誰にでも起こりうる症状です。
「聞く」ということは、①耳から音が入る→②入ってきた音を脳みそが解読する、
という流れで行われています。
加齢による難聴で、他者とのコミュニケーションや会話が減ることは、昨今認知症の危険因子としてもあげられています。
なんと、補聴器の装用で活発なコミュニケーションをとることで認知症の発症予防につながると期待されているのです!
もちろん、難聴になればすぐに認知症になるというわけではありませんが、
加齢による聞こえは徐々に低下するため、本人も気づかないまま対応が遅れることが少なくありません。
また、難聴は見えにくい障害で周囲の人から理解されにくく、
「テレビの音が大きいよ」と言われたり、何度も聞き返すことで家族や友人との会話におっくうになったり、
難聴に対する理解不足のために人間関係にも影響を及ぼすこともあります。
実際、当店に補聴器の相談に来られる方は、本人からの相談はもちろん、同じくらいの割合で家族からの相談も多くあります。
印象的だったのは、難聴になってきた旦那さんを
「何度も聞き返されて、ぼけてしまったんでないかと心配していた。ノイローゼになりそうだった」
と奥様。その後、旦那さんが補聴器を装用され、会話がスムーズになったことで、安心され涙目になって「本当に良かった」ち喜んで頂いたことがありました。
補聴器は、早期の取付で、なるべく元の聞こえに近い聞こえの能力を取り戻すことが出来ます。
逆に、聞こえの低下が進んでしまうと、「耳から入ってきた音を脳みそで理解する力」を戻すのに時間がかかります。
大事なことは、今の自分の聞こえの能力を知ることです。
おみせでは、パナソニック補聴器の方がいらっしゃらないときでも、
簡易的な聴力測定と、その聞こえに合わせて調整した補聴器をお試しすることができます。
聴力測定・相談後のしつこい押し売り等は一切ありません、
また、プライバシー等も守ります、どうぞお気軽にご相談頂ければと思います。
また、おみせへの来店でのご相談だけでなく、ご自宅へ訪問してのご相談も承っております。
パナソニック補聴器は、パナソニック創業者松下幸之助が妻のむめのさんの難聴を案じて開発を命じたのがきっかけだったと言われています。
補聴器は購入後の、利用者それぞれの生活に合わせた調整やカスタマイズが一番大事な作業です。
テレビ通販や、大型量販店などさまざまな場所で補聴器の取り扱い看板などを見かけますが、
家電製品と同じく、困ったときや何かあったときに、小さなことでもすぐに相談できるまちのでんやさんでもお取り扱いしておりますので、
どうぞ、お気軽にご相談お待ちしております。